糸満市観光農園

糸満市観光農園目次

沖縄の観光地!糸満市観光農園には何がある?【見どころ・魅力を紹介】

観光地として大人気の沖縄県。

今回ご紹介する糸満市観光農園も沖縄の観光スポットのひとつです。

糸満市観光農園がある沖縄南部は、キレイな海に豊かな自然、沖縄戦に関するものも含めて沖縄の歴史を感じられる史跡がそろっていて、有名な観光スポットがいくつもあるエリアです。

そんなエリアにおいて、観光スポットとしての知名度は高くない糸満市観光農園ですが、一体どんな観光スポットで何があるのでしょうか。

糸満市観光農園の見どころや魅力についてご紹介していきます。

糸満市観光農園はリニューアルされた!?

糸満市観光農園は、その名の通り沖縄県糸満市にある観光施設です。

敷地面積は約28ヘクタール、東京ドーム6個分の広大な敷地があります。

糸満市観光農園がどのような施設かということですが、以前は、この広大な敷地の中でひとつの施設として、動物とのふれあい、セグウェイや水牛車のアクティビティ、ワイナリーとワインの販売、果樹農園の無料見学など、たくさんのことができる体験学習型施設として営業されていました。

動物はカンガルー、馬、ロバ、水牛から子豚、マーラなどの小型動物まで、さまざまな動物が園内にいました。

しかし、現在は完全にリニューアルされていて、これらの営業は終了してしまっています。牧場もすでに閉鎖されて動物はいなくなっていて、残念ながら動物とふれあうことはもうできません。

糸満市観光農園でできること

リニューアル後の糸満市観光農園は、運営会社が変わったようで、いくつかの新しい運営母体のもとで、観光事業がそれぞれ行われています。

現在の糸満市観光農園で行われていること、あるいはできることは、コーヒー栽培、冬のイルミネーションイベント、バギー体験、そしてキャンプ場の4つです。

ということで、これらの見どころや魅力について、それぞれご紹介していきたいと思います。

糸満市観光農園の見どころ①コーヒー農園

糸満市観光農園の見どころ、まずはコーヒー農園からご紹介していきましょう。

リニューアル前の糸満市観光農園は、観光客も見学、体験できる熱帯果樹栽培をしている温室ハウスと農園、また、地元でとれた果樹でフルーツワインをつくるワイナリーなどがありました。

リニューアル後の現在は、それらに変わり、新しく入ってきた(株)アグリジャパンによって、コーヒーの国内栽培事業がメインに行われています。

この会社は、コーヒー、バナナ、パイナップルなどの熱帯果樹に関わる事業を行っている会社で、 国内栽培が困難な作物を国産化させる取り組みに力をいれています。

その事業の一環として、沖縄の糸満市観光農園においては、安心安全な国産コーヒーの本格栽培、販売を目指して事業が行われています。

日本で飲まれているコーヒーのほとんどが、海外からの輸入品ですが、輸入品は生産国での農薬使用に加えて、病害虫の国内侵入を防ぐために燻蒸処理が行われています。

安心安全なコーヒーを楽しんでもらおうと、糸満市観光農園内に農園をつくり、コーヒーの木を新しく植えるところから、コーヒーの生産が取り組まれています。

観光目的の事業というわけではないので、普段はコーヒー農園の見学などは行われていないようですが、季節ごとにイベントがたくさん開かれているので、日程が合えば、コーヒー農園を楽しむこともできます。

イベントでは、コーヒーの焙煎体験やコーヒーの苗の販売、またステージイベントなどが行われています。気になる人はホームページでイベントをチェックしてみましょう。

糸満市観光農園の見どころ②冬のイルミネーション

糸満市観光農園イルミネーション

糸満市観光農園の冬の時期の目玉がイルミネーションです。

沖縄でクリスマスイルミネーションといえばここと言われることもある人気のスポットで毎年多くの人を集めています。

糸満市観光農園のイルミネーションは、沖縄戦終焉の地である糸満市から「平和への祈り」を光にこめようと、1999年にはじまりました。以来長い期間続いていて、冬の糸満の名物となっているイベントです。

ネットの口コミには、「毎年来ている」「めちゃめちゃキレイ」「圧巻」などの好評の書き込みが多く、人気のイベントであることが伝わります。

そんな長年愛されている糸満市観光農園のイルミネーションですが、糸満市観光農園のリニューアルとともに運営会社が変わり、2020年からは新しい体制で行われています。

イルミネーションでライトアップされる場所も以前とは、少し変わっているみたいです。

昨シーズン、2021年のイルミネーションイベントは、2021年12月17日から2022年1月10日までと、2022年1月の毎週末(金、土、日)の日程で行われています。

時間は18時から22時、入場料は、高校生以上の大人が1,000円、中学生以下は無料となっていました。

また、2021年のイベントは「ILLUMINATIОN2021~ジョン万fes~」と号されました。

イルミネーションイベントの運営会社であるアグリジャパンは糸満市観光農園でコーヒー栽培事業を行っていることから、コーヒーにゆかりがあるジョン万次郎を称えながら、糸満市から国産コーヒーブランドを立ち上げようという想いがこめられて、イベントが開かれました。

これは、ジョン万次郎がアメリカから帰国して上陸したのが糸満市であり、大渡浜海岸でコーヒーを味わった地であることにちなんだものです。

赤、青、緑、黄色をはじめとしたさまざまな色のおよそ20万個の電飾によってつくりだされた幻想的な空間は、観る人たちの心を華やかなものにしてくれます。

電飾で彩られた子どもが楽しめる遊具、高さ10mの巨大なシンボルタワーや天高くに光を照らす光の柱「平和の光の柱」の実施など、園内ではたくさんのイルミネーションを楽しむことができます。

また、イルミネーションだけでなく、ダンスや大道芸などの日替わりステージイベントで盛り上がることもできます。

糸満市観光農園の見どころ③バギー体験

バギー体験

見どころの3つ目は、糸満市観光農園の観光の目玉となっているバギー体験です。

ここからは、このバギー体験の魅力をご紹介していきたいと思います。

バギー体験は、体験した人たちの満足度が高い大人気のアクティビティです。

沖縄の森の大自然の中をスリル満点のバギーに乗って駆け抜けます。

バギー体験に参加するには、汚れても良い服装を準備して来るのが無難です。

森の中を走るコースは思いの外激しく、水たまりやぬかるみがあると、かなり水がはねてきて、服が汚れてしまいます。

ただ、汚れても良い服装を準備してこなかった場合でもあまり問題ではありません。

シャツ、ズボン、長靴からレインコートまですべて無料貸し出しで借りることができます。

また、雨の日や雨上がりのときの方が、むしろ水しぶきが上がって迫力が増すので、おすすめだったりするそうです。

バギーには4歳からの子どもでも、大人の同伴で乗車することができます

バギー体験はガイドとしてスタッフの人が一緒についてくれて、しっかりとしたサポートを受けられます。

コースに出る前には、バギーの運転をガイドの方に教わり、十分に練習をしてからコースに出て走るという形です。

そんなに難しいものではありませんし、ガイドの方が丁寧に教えてくれるので、子どもや免許をもっていない人でも全く心配はいりません。

また、中にはどうしても運転が不安、自分で走らせるのはちょっとという人もいると思いますが、安心してください。

スタッフの方が運転してくれるビッグバギーでコースを回ることもできます。

お子様からお年寄りまでみんなで楽しめるようになっているのがここのバギー体験の魅力です。

コースは沖縄の自然あふれる森の中に入り、ジャングルの中を進んでいきます。

根が出っ張っているでこぼこ道や岩の段差があって、平坦な道ではありません

細い道で葉っぱが体にこすれるなんてこともあります。そんなジャングルの中を、悪路でも気にせずにどんどんと走らせていきます。

バギーのスピードは時速30kmに満たないくらいですが、平坦でないジャングルの道を駆け抜けていくので、想像以上のスピード感を味わうことができるでしょう。

スリリングな道とスピード感に大興奮間違いなしです。

コースを走る間や途中の休憩の時間には、ガイドの方が森の中のことを色々と説明してくれます。沖縄の森の植物に、運が良ければ動物たちに出会えることもあるかもしれません。

コースの途中には、巨大なガジュマルの木があるスポットがあります。

「多幸の樹」と呼ばれて、幸せを運んでくれるといわれるガジュマルから忘れずにパワーをもらっておきましょう。

ちなみに、料金は大人(16歳以上)が6,500円、中人(11歳以上)が5,500円、小人(4歳以上)が500円で、当日現金での支払いとなっています。

糸満市観光農園の見どころ④キャンプ場

ガジュマルキャンプ

糸満市観光農園の見どころの4つ目は、2021年7月に新しく園内にオープンしたキャンプ場「ガジュマルキャンプ」です。

ここのキャンプサイトは、全面芝生綺麗に整備されていて、広いスペースをゆったりと使うことができます。

ペットも利用可で、ワンちゃんを連れてきて広い芝生の中で一緒に過ごすことができます。

周辺には住宅などがないので、夜は静かで星もキレイに見えることでしょう。

屋根が設置されたキャンプステージにはハンモックが取り付けられていて、自由に楽しむことができます。

キャンプ場内には炊事場もあり、水道を使うことができます。

また、24時間利用可能なトイレに、無料で利用できる温水シャワーも設置されています。

不自由ない快適なキャンプをすることができるはずです。

キャンプ場の利用方法は?

キャンプ場の利用は1日5組15張までの事前予約制です。

キャンプ場を利用するには、インターネット上でホームページから無料の会員登録をして予約する必要があります。

利用料金は1泊テント1張2,500円となっています。

テント1張につき料金がかかるシテムとなっていて、タープには料金がかかりません。

例えば、テント2張、タープ1張の場合の料金は5,000円になります。

キャンプ道具に関してですが、キャンプ場でのレンタル品は一切なしの、持ち込み式となっています。キャンプ場での食材、アウトドア用品の販売もありません。

初心者向けでももちろん楽しむことはできますが、キャンプ道具を所有しているキャンプ好きな人におすすめのキャンプ場です。

無料のシャワーを利用することはできますが、利用時間は22時までとなっていて、利用制限があるので受付の際に確認をしましょう。

ボディソープ、シャンプーもシャワー内に完備されているのは嬉しいところです。

また、ゴミ捨て場も設置されていて、ゴミを捨てていくこともできます。

ただし、ゴミ箱はあまり大きいものではないので、利用者が多いときにはいっぱいになってしまうこともあるでしょう。

その場合は、ゴミを持ち帰るなど節度ある行動をする必要があります。

ゴミの分別とマナーをしっかり守って利用するようにしましょう。

糸満市観光農園へのアクセス

最後に糸満市観光農園へのアクセスについてご紹介しておきます。

糸満市観光農園のある糸満市は沖縄本島の南端に位置しています。

糸満市観光農園のすぐ近くには、平和祈念公園があり、周辺には他にもひめゆりの塔、本当最南端の喜屋武岬など沖縄戦に関するスポットが多くあり、観光客も多いエリアです。

糸満市観光農園まではマイカー、またはレンタカーを借りて車での来訪がおすすめです。

那覇空港からは距離でおよそ19km、所要時間は35~40分ほどです。

高速道路を利用された場合は、沖縄自動車道豊見城インターを出て、そこから約20分となります。

車以外の手段を使うのであれば、公共交通機関のバスを利用することができます。

バスを利用する場合、「糸満バスターミナル」から琉球交通バス82番のバスに乗り、乗車時間約24分「平和記念堂入口」で下車して、糸満市観光農園まではそこから徒歩15分です。

また糸満バスターミナルまでは、那覇バスターミナルからバスに乗る場合は、琉球バス交通89番、那覇空港からの場合は琉球交通バス189番、いずれも糸満バスターミナル行のバスを利用できます。

また、バスは本数が少ないので、利用する場合には事前に時間を確認しておいて利用するのがいいでしょう。

糸満市観光農園へ行ってみよう!

入り口の敷地・園内マップ見取り図

糸満市観光農園はいくつかの事業が行わているところで、コーヒーの国内栽培に取り組んでいるコーヒー農園があります。

冬の季節にはイルミネーションを楽しむことができる場所でもあり、昨年には新しくキャンプ場がオープンされました。

また、観光客向けに園内でバギー体験も行われていて、誰でも気軽に楽しむことができます。

沖縄南部は那覇からも近く、糸満市観光農園のすぐ近くには平和祈念公園もあり、多くの観光スポットがあるエリアです。

糸満市観光農園から平和祈念公園に足を向けたり、周辺のスポットの観光のついでに糸満市観光農園に寄るのもいいでしょう。

沖縄南部を訪れたら、ぜひ糸満市観光農園に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

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